2012年10月19日金曜日

Tom and Jerry

トムとジェリーだったらどちら派かと聞かれたら、間違いなくトムと答える。彼はいつも損をしている様にわたしには見える。皆さんにも見えるでしょうね。ドジなんだな、、何かと。いつもジェリーにしてやられてしまう。自分でそんなところさえ気付きていない様なところが素敵である。自分自身に感じるシンパシーってやつね。太宰治に感じるシンパシーと同じね。でっかくでたけど。。





          Listen→http://www.youtube.com/watch?v=y62ApRsQ51g





I like

                  Barnett Newman





わたしの好きな形らしい。気が付けば、いろいろなところでアイコンとして使用していた。わたしにとって、安定した形。でっかくでた。いえ、誰かにとってもそう思う。共通して惹かれるものや、象徴性を感じてしまうものって存在するが、何故そう感じてしまうのか解明出来ているのだろうか。不思議と直面したら、明日はまた楽しい。




                                            Listen→  http://www.youtube.com/watch?v=U-otIju-Pd8




2012 happy new year in yamaguchi

「裏窓」。初回はなんとなく格好つけたくなっちゃて、文章が芝居染みていた。。。わたしは昔から力を入れ過ぎるといい結果を生まない。どこか適当に、の気持ちがわたし自身を自由にし、なんとなくそうやって今までもきている。他の人はどうなんだろうか。
と考えたところで、「裏窓」と言うべく、わたしの私生活で思ったこと書きたいことを率直に、いかに直球で書いてゆくか。道化を演じ抜きたい自身にとっては逆行する様なテーマを自ら掲げて。でも結果そうなると大した真面目なこと、格好いいことは書けないだろうなあ。まあよいか。
今年も10月半ばになって今年を振り返れるくらい経過している。写真をPCで整理してみるとお正月の写真がある。実家に帰った時の。わたしは毎年お正月の帰省は何が一番楽しみかってそれは絶対的に決まっている。そう、鰤のお刺身。母が皮をはいでその新鮮さったらとんでもない。この時ばかりは大量に朝、昼、晩続けて鰤を頬張るのです。もちろん、丹波の黒豆やお煮染めもうまいうまい。きっと母の味はわたしの永遠である。いつか母に伝えよう。文(ふみ)かなんかで。

 毎年の津和野のお参り。数年前のお正月、太宰府に仲の良い子と二人で初詣に深夜出かけた。その時悟る。太宰府の初詣、行ってはだめだ、少なくともわたくしは駄目であった。こんな事言うと罰当たりだが、メガホンを持ったおじさんの「はい、前へ少し進んでーー」というかけ声と共に、あのシステマティックに賽銭箱に向かって並んで歩行は馴染めなかった。国会の牛歩を思い出した。津和野はいい。津和野は本当に良い。わたしは田舎育ちなんだな、やはり。。山に抱かれて育ったから。
 帰りの車内で外ばかり見ている。父に朝早く起こされて出てきているもんだから、少し半開きな眼で怠惰なかんじで見ているのだが、心は満ち満ちているのだ。抱き込んでくれている山々も一体となって。津和野って良いし、山口って良い。

その日の晩はすき焼きでとっても美味しいお肉を食べたし。お肉が写っていないわ。だってこれはまだ準備中を撮ったもんだから。
朝起きたら、普段寒がりで部屋の窓越しに雪を見たりが好きではあるけど、実家に帰省時はそうはいかない。わたしの中の子供の時の血が騒いで、無償に庭等に出てみたくなる。パッジャマにツッカケを履いて。庭の木々。細い枝にも雪は上手に積もっているね。自然の織成すことってとても器用。勝てるわけない。そもそも勝とうとしてないけれど、画家は残そうとはしてきたね。ゴッホとか。今を逃すな、こんなに溢れているのに。



           Listen→http://www.youtube.com/watch?v=ufVV1H5pkA8




2012年10月18日木曜日

uramado

「裏窓」新宿ゴールデン街にこの名の素敵な酒場がある。






また新たにブログを始めてみた。ここはかなり内緒で始めているが、どこかやはり見て欲しいから、白鼠のブログに貼付けてしまっている。やはりわたしはミーハーで出たがりなのか。この写真は昨年、福岡に雪の積もった、とある日に撮ったもの。護国神社のちょうど上辺りの空。雪が一日降り続けた。どさどさ降っていた。この日は車中でも屋内にいても外ばかり見ていた。風景の変化に夢中になった。本当はオディロン・ルドンの仏陀という銅版画をこの書き込みのページの最初に持ってくるかでかなり迷ったが、気分で変えてしまえばいっか、、と思った。なので一時この写真にすることにした。今日から「世界の車窓から」では無く、「白鼠の裏窓」からの始まり。さてどこを走ろうか。どんな景色が見えるか。さて、何から書き始めるとするか。。ついついこんなフレーズを入れてしまうの、だめね。。。まあ今さら自分を否定しまい。さて、、、本気で何から始めようかしら。。。



浜も真っ白。こんな時の浮き足立った気分は何に例えようか。当てはまる良い言語がないか考える。深々と。深い。深く深く深く、しばらく考えてみたが、感情の細部を分析するのはやめた。よく分からない部分を自分の中に持つのはいいことだ。雪を見て美しいと思うのも解明しないからよいのだ。脳のこの部分が刺激され、、云々とかなってしまっては興ざめする。そうでなくても、普段から、美しいものには美しい、愛していることを愛している、可愛いものを可愛いとしか表現していないんだから、少なくともわたしは。そしてその言語表現の乏しささえ、実はそれが一番相応しいと思って発しているのだから。

                                   

        Listen→     http://youtu.be/I2wtmQkvX7A