「裏窓」。初回はなんとなく格好つけたくなっちゃて、文章が芝居染みていた。。。わたしは昔から力を入れ過ぎるといい結果を生まない。どこか適当に、の気持ちがわたし自身を自由にし、なんとなくそうやって今までもきている。他の人はどうなんだろうか。
と考えたところで、「裏窓」と言うべく、わたしの私生活で思ったこと書きたいことを率直に、いかに直球で書いてゆくか。道化を演じ抜きたい自身にとっては逆行する様なテーマを自ら掲げて。でも結果そうなると大した真面目なこと、格好いいことは書けないだろうなあ。まあよいか。
今年も10月半ばになって今年を振り返れるくらい経過している。写真をPCで整理してみるとお正月の写真がある。実家に帰った時の。わたしは毎年お正月の帰省は何が一番楽しみかってそれは絶対的に決まっている。そう、鰤のお刺身。母が皮をはいでその新鮮さったらとんでもない。この時ばかりは大量に朝、昼、晩続けて鰤を頬張るのです。もちろん、丹波の黒豆やお煮染めもうまいうまい。きっと母の味はわたしの永遠である。いつか母に伝えよう。文(ふみ)かなんかで。
毎年の津和野のお参り。数年前のお正月、太宰府に仲の良い子と二人で初詣に深夜出かけた。その時悟る。太宰府の初詣、行ってはだめだ、少なくともわたくしは駄目であった。こんな事言うと罰当たりだが、メガホンを持ったおじさんの「はい、前へ少し進んでーー」というかけ声と共に、あのシステマティックに賽銭箱に向かって並んで歩行は馴染めなかった。国会の牛歩を思い出した。津和野はいい。津和野は本当に良い。わたしは田舎育ちなんだな、やはり。。山に抱かれて育ったから。
帰りの車内で外ばかり見ている。父に朝早く起こされて出てきているもんだから、少し半開きな眼で怠惰なかんじで見ているのだが、心は満ち満ちているのだ。抱き込んでくれている山々も一体となって。津和野って良いし、山口って良い。
朝起きたら、普段寒がりで部屋の窓越しに雪を見たりが好きではあるけど、実家に帰省時はそうはいかない。わたしの中の子供の時の血が騒いで、無償に庭等に出てみたくなる。パッジャマにツッカケを履いて。庭の木々。細い枝にも雪は上手に積もっているね。自然の織成すことってとても器用。勝てるわけない。そもそも勝とうとしてないけれど、画家は残そうとはしてきたね。ゴッホとか。今を逃すな、こんなに溢れているのに。
Listen→http://www.youtube.com/watch?v=ufVV1H5pkA8
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